6月5日喜多方市熱塩加納町日照田の上野さんの圃場に行って来ました。
既に酒米の田植えは終わっていて、その後稲の成長を見てきました。
今年は昨年と同じ「夢の香」と、新たに「福乃香」も育てて頂くことになりました。「福乃香」は、喜多方ではまだ育てたことがなく、近所の農家さんが「この苗は何だい？」と、興味を持ってるようです。上野さんは、3年目になる「夢の香」は、植える苗株を増やし、田圃によって、有機肥料の種類を変えて研究するそうです。さらに、上野さん曰く、「現在『イネゾウムシ』が稲を食べて一部葉が茶色くなってますが、もう既に丈夫な葉が育ってます。ここで、農薬を蒔かず、稲を信じて育てることで、自然と一体となります」と説明を聞きました。「なるほど?！！」上野さんのお米の強さの秘密を一つ知ることが出来ました。秋の稲刈りを楽しみにしています。

笹の川酒造杜氏・山口敏子